はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

授乳の受難②

退院後も、授乳と搾乳の両方を続けることになります。夜泣いたら、右を飲ませて、足りないようなら搾乳しておいた哺乳瓶をあたためて飲ませる。

哺乳瓶をあたためて飲ませる、という一手間と、3時間おきに左を搾乳するという一手間(しないとパンパンに貼る)、そして哺乳瓶と搾乳機を洗って消毒するという一手間。日中はまだしも、夜にこれをするのがなかなか大変だったように思います。

そのうち一回に飲める量が増えてきて、授乳の間隔が長くなっていき、なおかつ両方から直接飲めるようになっていくので、この大変さは産後1ヶ月頃がピークだったと思います。

一方で、母乳が出過ぎることが原因で、3回ほど乳腺炎になりかけました。まめたろうが飲む量以上につくってしまうので、母乳がたまり、胸が岩のようにかちこちになってしまう。まめたろうを抱っこして触れるのも痛い。そして発熱。ことばにするとたいしたことなさそうですが、胸の痛みはかなりつらかった。ひどい人だと母乳がつまって膿ができてしまい、手術するケースもあるそうです。

そもそも母乳は血液でできているので、血液が詰まってしまう、ということのようですが、血液がなぜミルクになるのか、そのメカニズムは実はまだ解明されていないそうです。

というわけで、わたしの場合は3回とも産婦人科にかけこんで、マッサージしてもらい、冷やし、葛根湯を飲む、ということを繰り返しました。