高位破水は、卵膜の上の部分が破れた状態。子宮側が破れたわけではないこともあり、陣痛はなかなかきませんでした。
この調子だと月曜日になるかもしれないですね、という先生の話。月曜日になっても陣痛がこなかったら、促進剤を使いましょう、ということに。
こちらの様子をこめさんにメールしつつ、日曜日は何事もなく過ぎていくかと思われたのですが、深夜(月曜日の早朝)、だんだん陣痛の間隔が短くなってきたような印象。陣痛室に移動して、こめさんもあわててやってきました。
最初はおしゃべりする余裕もあったものの、だんだん痛みが強くなっていきます。スー、ハー、とその都度深い呼吸をすると、痛みが和らぐので、一生懸命息をしました。
出産は体力勝負だから、陣痛の合間は寝た方がいいよ!と聞いていたけれど、そんなこと言われるまでもなく、痛みがないときは疲労からか眠り、痛みがきては呼吸し、という感じに。こめさんもわたしが寝ているときは寝て、苦しみだしたら起きて身体をさすってくれました。
苦しかったのは、既に破水しているため、感染症予防で薬を飲まなければならなかったこと。陣痛がひどくなるとだんだん吐き気もしてきて、薬なんて飲める気がしない。
気持ち悪くて飲めないと訴えたら、飲んでくれないと困るんですよね、と言われてしまい、さすがにげんなり(^_^;)
困るのはわたしと赤ちゃんなんだけどな〜、もう少し言い方を考えてほしかったな〜、と、今でも思います。
あとからわかったことですが、この年、さらにこの月は、分娩数がとても多かったようで、スタッフの人たちはてんてこ舞いだったようです。だから仕方ない、とまでは思わないですが、そんな事情があったようでした。