そりゃそうです。だって彼は、もう自力で移動できるんです。なのにチャイルドシートときたら、彼の自由を奪い、身体を動かせなくするんですから。
でも、車に乗せるたびにギャン泣きされるのも、ギャン泣きしているまめたろうを無理やり押し付けてチャイルドシートをつけるのも、なかなか辛い。
とは言っても、無理やり乗せて車を走らせると、あきらめたのか、外の景色を楽しんでいるのか、だいたい泣き止むのですが。空腹でない限り。
何か策はないかと思ったところ、「チャイルドシートをつける手順を説明しながらやってみたらどうかな?」と思い至りました。
というわけで、早速実践。
シートベルトの金具をとんとんたたいて、「ここにとめるよー、ぽんぽんぽん!」と言ってみる。すると、何やらわかったんだか、まめたろうもマネしてぽんぽんぽん、と金具をたたきます。ごきげん!
この調子で、「腕を通すよ」「かちゃんとしめるよ」と言いながら、無事ごきげんなままチャイルドシートをつけることができました!
今では、わたしが言わなくても「ぼんぽんぽー」と言いながら、金具のところを叩いて、準備していてくれるまめたろうです。