はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

はじめてのお別れ〜託児所の思い出(1歳9ヶ月)

今日が、1年半通った託児所最後の日でした。最後のお迎えに行くと、先生も泣いていて、母ちゃんも泣いてしまいました。


まめたろうはというと、いつもどおりにバイバイと手を振り、いつもどおりこちらに駆け寄ってくるわけで。これが最後だと伝えても、まだわからない。もう来週から来ないのに、いつも通りに。


いつもは、他の子たちは出て来ないのですが、今日は出てきてくれて、バイバイをしました。1番年上の子以外はまめたろうと歳もそう変わらない子たち。にこにことバイバイと手を振っていました。もう、来週からは会えないのに。「この歳の子たちのはじめてのバイバイは、こんな風に過ぎていくんだ」と、そんなことを思うとまた泣けてきてしまうのでした。


1番年上の子だけは、タッチして、「とおくへいっちゃうの」「けがしないようにね」と言ってくれて。その子は、生後2ヶ月から預けられたまめたろうのお世話を本当によくしてくれた、とっても優しいお姉さんで。先生たちだけでなく、ここに通う子どもたちにも育ててもらったんだなぁと改めて思いました。


24時間365日、いつでも預かります。それにどれだけ助けられたかわかりません。わたしの労働時間の関係で、そもそも保育園の待機をする資格がなく、はじめは「もうここに預けるしかない」というくらいの気持ちで預けていました。「ちょっと育児をおやすみしたいときにも、預けてくださっていいですからね」と言っていただけたことが、はじめての子育てで肩の力が入りまくっていたわたしを、どれだけ楽にしてくれたかわかりません。


毎日のノートのやりとり、月に一度の通信、年に一度の交流会。地域の行事にも参加したりして、働いている親がなかなかさせてあげられないことを、たくさんしてもらいました。そんな、先生方のまめたろうを見る目。成長が1番著しい時期に、あの先生方と異年齢集団の中でお世話されたり揉まれたりしながら過ごしたことは、今のまめたろうを見る限り、とっても良い環境だったのだと思います。


新しい保育園は、そこしか空いていなかったという事情ももちろんあるのですが、この託児所の雰囲気ととても似ていて、「ここならきっと大丈夫」と思えたのが大きかったです。それくらい、親子共々頼りにしてきた場所でした。


ただ、お別れといいつつも、夏に母ちゃんがこっちで仕事をすることが決まっているので、遅くとも8月にはまた行くのですが。それまで、忘れないでいられるかな?


託児所で培った力を、新しいところでも発揮して、早く新しい保育園も大好きな場所になるといいなぁ、と思っています。


自分自身のお別れよりも、まめたろうの人生はじめてのさよならが、なんだかとってもせつなかった母ちゃん。「自分以外の人のことのほうがせつないって、そういうものかもしれないね」と、父ちゃん。まめたろう、人生初のお別れでした。