はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

ベビーカーを押す(2歳7ヶ月)

ある日のお散歩のこと。「だっこしないよ」「うん」「ベビーカーもっていくよ」「うん」というやりとりをしたお出かけだったのですが、途中でベビーカーを自分で運びたくなったらしいまめたろう。母ちゃんは…憂鬱です(^^;)

 

そもそもベビーカーがまめたろうには大きすぎて、前が見えません。そして、上手に動かせないので、まっすぐ走れず、あちこちにぶつかる…。運ぶのを手伝おう、ぶつからないようにガードしようとすると、「まめたろうくんのじゅんばんばんなの!」「おかーさん、やめて!」と激しい抗議。母ちゃんはハラハラしながら見守り、必要なときにサッと手を出せるようについて歩きました。

 

そうこうしているうちに、だんだん要領を得てきたのか、ずいぶんと押すのが上手になってきたまめたろう。2日間連続でベビーカーを自分で運んでいたので、結果的にだいぶ上手になりました。

 

幼稚園教育の専門家の先生から、「子どもは自分で危ない・危なくないの判断をだんだんしていくから、心配しなくても大丈夫。危ないことをさせないことのほうがよっぽど危ないよ。」と言われたのですが、なかなかそのハードルが高いです。特にワンオペ育児状態だとますますできなくなるのでは…とも思ったり。危ないことというか、「よけいなこと」を増やしたくなくて全部自分でやってしまう、やらせない、ということは、私もまぁまぁあります。子どもの育ちよりも、親自身の都合が優先されるパターン。

 

「発達の機会を奪っている」とだけいうのではなくて、じゃあその「機会」を保障しようと思えるだけの子育ての余裕を、子育て世帯に与えて欲しいなぁ、と、ベビーカーの件から思ったのでした。