はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

地震が怖い(2歳11ヶ月)

先日、少し強めの地震がありました。まめたろうは、ちょうど祖父母とテレビ電話をしており、「ハッピーバースデー」を歌おうとしていたところ。急な大きめの揺れで、母ちゃんは歌い出そうとするまめたろうを慌てて抱っこして、部屋の中で安全な場所に移動。揺れが収まるまで、まめたろうを抱きしめていました。

 

急に抱っこされたときは「なんで?どうしたの?」という感じだったと思うのですが、部屋の中のものがぐらぐら揺れている様子を見、建物が揺れていることを感じ、まめたろうはずっと私にしがみついていました。揺れが終わったあとも、話しかけても反応がほとんどない。顔が固まっている。

 

祖父母との電話を切り、父ちゃんにつなげる。祖父母、父ちゃんからも固まっているまめたろうの様子が見えたようです。いろいろ話しかけているうちに、やっとしゃべりだしました。

 

「おうち、こわれちゃいそうだったね」「こわかったね」

 

小さい子ども、特に「地震」という概念をまだ獲得していない子にとって、「わからないこと」がとても怖いのだということを改めて思いました。母ちゃんだって地震は怖いのですが、そういうものがあることは知っているし、その危険性は知っています。それを「知っている」か「知らない」かでも、恐怖心は違うのでしょう。

 

また、「こわかった」「こわれちゃいそうだった」と、状況やそれに対する自分の気持ちを言葉にできるということも大事なことなのだと感じました。それまで彼はずっと固まっていたのですが、言語化できたことで彼なりの整理をつけたのだと思います。語彙力がまだ多くなく、言語化できないでイライラして泣いてしまうのがこの時期の子どもだなと日々感じるのですが、なんとか彼なりに言葉を導き出せたのだな、とも。

 

わたしも慌ててしまうので、それもまめたろうに影響を与えているなぁとも思いました。落ち着いて行動するのはなかなか難しいですが、あらためてハザードマップや家の防災を見直したいと思いました。