積み木を一定の高さまで積もうとしてがんばっていたまめたろう。でも、あと1つというところで、どうしても積み上げることができません。何回やっても、最後の1つをのせようとするときに、手が引っかかって倒してしまう。
「あ~あ」と言いながら、何度も繰り返すまめたろう。母ちゃんは「がんばれ~がんばれ~!」と応援していました。
そのうち、あまりにもできないので、「ん~!!!」と怒り始めました。今年に入ってからか、その少し前からか、やりたくないことを言われたりすると「ん~!!!」と言って拒否する姿勢を見せるようになっているのですが、遊び自体に対してこうして怒るところははじめて見ました。
怒ってもうやめちゃうのかな?と思っていると、怒りながらも続けています。本当にあと少しで、とっても惜しいんだけどなぁ、そう思いながらみていると…
やっと最後の1つをのせることができました!まめたろう、嬉しそうな顔をして拍手をしようとしたら…
その手が当たって、倒れてしまいました!
このあとの行動が、とてもおもしろかったのです。
ばたーん!とソファに倒れ込んで、「やっちゃった!」みたいなはにかみ気味の笑顔で、「あちゃ~」みたいなことを言ったのです。
「一応できたのだ」ということと、「そのあとうっかりしちゃった」ということがわかっていたのでしょうか。こんな反応もはじめてでした。
その後は、積み木はあきらめたのか、他の遊びをはじめました。少しずつ「自己主張期」(イヤイヤ期というのが嫌なので、我が家ではこう言うことにしています)に入りつつ、同時に「悔しい・恥ずかしい」という気持ちも獲得しつつあるようです。