はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

すべり台を譲れる(1歳9ヶ月)

おうちから電車で少しいったところのデパートの屋上に、フリーで遊べるキッズスペースみたいなところがあります。遊具も新しいので、安全対策もしっかりされていて、親としてもわりと安心して見ていられる場所です。

公園の遊具は、まめたろうにはまだ難しそうなもとだったり、古くて危険がいっぱいだったりする。にもかかわらず、彼は果敢に挑んでいくので、ハラハラしてつかれてしまう。だから、こういうところだとずいぶんと気が楽です。

さて、この屋上フリースペースは結構人気で、あっというまに子どもたちでいっぱいになります。すべり台を滑るときも、まだ譲り合いをするのは難しいので、親が介入して「順番ね」と言ってあげることが必要。

保育園で「じゅんばん!」という言葉を覚えたまめたろうは、しっかりと待つことができます。ときどき大きい子に追い抜かされると変な顔をしているのは、「じゅんばんなのに…」という気持ちなのかな?と思っています。

すべり台の階段に向かったときのことでした。自分よりも小さな子と、ほぼ同時に階段についたまめたろう。ゆずってあげてね、と言おうと思ったのですが、その前になんと「どうじょ」とゆずってあげた彼。「どうぞ」という手の仕草までしていたので、私達はびっくりしてしまいました。

私達や他の大人が、「どうぞ」と譲るのをちゃんと見て学習していたのでしょう。それをこういう場面で出せるようになっている。まめたろうなりの他者との関わり方は、こうして作られているのだなと感じた出来事でした。