さて、そんなじぃじと過ごした終末の一幕で、こんなことがあったそうです。
いつも母ちゃんは、まめたろうの右側でねんねしているのですが、お昼寝の時間のとき、じぃじがいつも母ちゃんのいるところに大人がいた方がいいだろうと思い、そちら側にいったそう。
するとまめたろう、そこは「おかあさんの!」として、じぃじには反対側の左に行くよう指示をしたそう。まめたろうの中では、ここは母ちゃんの場所だと決まっているようなのでした。
わたしがいないとき、わたしのぼうしを指差して、「おかあさん」と言ったり、じぃじが使っていたタオルを指差して、「じぃじ」と言ったり。また、まめたろうのタオルを勝手に使うと怒ったりもします。
どうやら、それは誰の持ち物か、という、所有の概念を獲得した様子。自分の持ち物に名前を書く、ということも、保育園のおかげで定着したようで、名前を書く必要のないおうちのボールにまで名前を書けと言われ、正直面倒臭い母ちゃんなのでした。