はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

おしゃべりについて(3歳&親業修行中)

同じ2歳児さんと比べると、まめたろうは少しおしゃべりがたどたどしいです。発音がまだうまくなく、何を話しているのかわからないこともあります。

 

母子暮らしのせいで、うちで言葉に触れる機会が少ないからなのかな?と思っていたのですが、最近思うのは、私がまめたろうに話しかけることがあんまりないかも、ということ。

 

まだおしゃべりなんてできない1歳児さんのときからはじまった母子暮らし。まめたろうと会話をするなんてことは母ちゃんの頭になく、話しかけるときはお願いや指示、あとは叱るとき。会話は大人とする、まめたろうとはしない、というのが、なんとなく染み付いてしまっている気がします。

 

先日、お風呂に入っている時、いつも母ちゃんが使っている手桶をまめたろうが使いたがりました。彼が遊びで使っているのは大きい方。母ちゃんはいつも使っている小さいのが使いたい。

 

「まめたろうはこっちがいいの?なんでこっちにしたいの?」

 

いつもならこの場面で、短気な母ちゃんは怒っちゃうのです。「おかあさんはこっちが使いたいの!いつもおかあさんまめたろうの言うこと聞いてるんだから、たまにはおかあさんの言うこときいてよ!」って。

 

でも、なんでこっちがいいのか、彼なりに理由があるのかも?と、ふと聞いてみることにしました。

 

「おおきいほうがいいの~」

 

おかあさんの使っている小さい桶は、大きい桶よりも深さがあります。おそらく、「深い」といいたかったのだろうと思いました。

 

結局、こっちがいいっていう理由があるなら、貸してあげようと、「これは「深い」っていうんだよ」と伝えつつ貸してあげることに。それ以降、お母さんのものを使いたいときは、「まめたろうくんは、〇〇のほうがいいの。」ということが増えました。

 

 彼の他のおしゃべりとしては、「まめたろうくんは、〇〇したかっただけなの!」とよく言います。また、「〇〇するっていったのに!」とも(言ってなくても言う)。

 

しっかり大人の会話を聞いているのだな、と、ハッとさせられることも多いのですが、それでいくと最近驚いたのは、テレビ電話の最中に、「かいせんじょうきようあっかしてる?」と聞かれたときです。

 

インターネット回線で電話するので、ときどき回線状況が悪化して画像が見えなくなるのですが、そのときに私たちが言っているのを覚えていたのでしょう。まだまだおしゃべりがたどたどしいと思っている子から、「回線状況悪化」なんて言葉が出てきたので驚いてしまいました。

 

もうたくさん会話ができるんだよってことを、お母さんとして私がわかっておかないといけないな、と思います。まめたろうは、出来事を話したり、要求を伝えたり、選んだり、悩んだりを、一緒に話すことができるんだ、って。子どもの成長に親がついていけないとはこういうことなのかなぁ、と考えたりしています。