こまめはお薬が大嫌い。まだ赤ちゃんだった頃はジュースやら何やらに混ぜて誤魔化されてくれていた時期もあったのだが,ここ最近はもうどの方法を取っても薬を飲んでくれず、吐き出したり大暴れしたりで、せっかく通院しても結局お薬が飲めない、という状況が続いていた。
AIやら何やらに対策を相談したり調べたりして,考えうる方法はすべてとったが,全部ダメ。いつか飲めるようになるだろうけど、それっていつなの‥‥、せっかく病院行っても効果がないんだよ‥‥、と、げっそりしていた。
そして先日、風邪をひいて病院へ。薬がまた出たけど、どうせ飲まないんでしょ,吐き出すんでしょ、と投げやりな母ちゃん。でもこのままだも困るから、投げやりな感じで、お薬飲まないと注射とかになるからね!咳治んないからね!と、説得してるんだから脅してるんだかな言い方でこまめに話しかけた。こまめは、ぴゅん!と寝室に逃げていった。
するとまめたがこまめを追いかけて、何やらお話ししてくれている様子。そのうち、こまめが笑顔で走って戻ってきて,お薬飲む気になった!と話してくれた。
まめたは、お薬飲むと咳が良くなること、このままお薬が飲めないとお母さんの言う通り注射とかになっちゃうこと、がんばってみようよ、みたいな感じでこまめに説明してくれたらしい。こまめはもう、話がだいぶわかるので、こまめなりに受け止めて,お薬を飲む心の準備をしてくれたようだった。
さて、それから。お薬飲むよと声をかけると、まだお薬飲む気持ちになってないからまって!と逃げたり隠れたりすることはあるものの、飲む気持ちになると出てきて大きなお口を開けてくれる。
まめたがこまめと丁寧に向き合って話をしてくれたことも、こまめが薬にチャレンジしてくれた背景にある気がする。おかげで、こまめの咳は家族の中で誰よりも早く良くなった。