歯科検診ではじめて引っかかったのは、幼稚園に通うようになってからのこと。それまでは一度も引っかからなかった。
心当たりは、その時期に解禁された飴。はじめての歯医者さんに行ったあと、まめたろうに、「あめを食べると虫歯になっちゃうからやめよう」と話し、それは大変なことだと彼なりに理解してくれたようで、それ以降飴は食べていない。
ただ、飴をやめたものの、虫歯の進行は止まらず、お薬を塗る状態になってしまった。お薬を塗って、歯みがきも頑張れば、これ以上虫歯は進まないとのこと。乳歯なんだから大丈夫…とは思っても、やっぱり私の歯みがきのせいかな、と思った。なんていうか、自分自身も虫歯の多い人生だったので…。
というわけで、機械の力を頼ることにして、子供用の電動歯ブラシを購入！それも、まめたろうの好きな青色で。
彼は、いつも両親が電動歯ブラシなことを知っており、「ぼくのでんどうはぶらしなの～！」と感激していて、テレビ電話で祖父母にも自慢するほど喜んでくれた。嫌がると困るなぁ、と思っていたので、これはとても嬉しい。
そして結果的に、これはとてもいい買い物だった。というのは、電動歯ブラシにしてからのほうが、自分でするときもじっくりするし、仕上げ磨きのときも口を大きくあけてくれ、嫌がらないのだった。
そして思うのは、たぶん私が歯みがきが上手じゃなくて、そういえばよく痛がって嫌がっていたなぁ、ということ。それでなんとなくお互いいいかげんになって、歯みがきがおろそかになった気もしないでもない。
というわけで、まめたろうは若干4歳にして電動歯ブラシデビューを果たした。
