はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

ぬいぐるみへの愛情(4歳)

先日、お友達家族と遊びに行ったときに買ったいるかのぬいぐるみ。名前は、くぅちゃん(母が命名)。

 

「このこは、まめたろうのあかちゃんなんだよ。まめたろうのことがとってもだいすきなんだ。」

「このこは、なかまってことね。まめたろうとおかあさんの、なかまってこと!」

 

久しぶりにぬいぐるみの仲間が増えたことで、家にあった他のぬいぐるみたちへの思いも思い出した?ようで、

 

「おかあさん、まめたろうのおうちにはなかまがたくさんいるんだよね!まめたろうとおかあさんの、なかまってこと!」と、とびきりの笑顔で話してくれました。

 

とりわけくぅちゃんはまめたろうの大事なもののようで、おとうさんもしもしのときにも、真っ先にくぅちゃんを見せ、

「このこはまめたろうとお父さんの事がだいすきなんだよ!おかあさんも!」

「まめたろうとおとうさんとおかあさんのなかまってこと!」

と、たくさん話していました。

 

さて、幼稚園に行く朝のことです。

朝ご飯を食べるときもくぅちゃんを抱っこしながら。お支度をしているときは、小声で「おかあさん、くぅちゃんねてるからね、しずかにね。おとをださないようにね。」と言われ、電動歯ブラシを使うと注意されてしまいました。

 

さぁいくよ!となった頃。まめたろうが準備している母ちゃんのところに来て、「おかあさん、今日はお母さんはおうちにいる?」と聞いてきました。

 

「今日はお仕事に行くよ。くぅちゃんがひとりになっちゃうから心配なのかな?」

「くぅちゃん、まめたろうもおかあさんもいなかったら、ひとりぼっちでさみしくなっちゃうよ。」

「他の子たちも一緒だから大丈夫だよ、一緒にしておいてあげようね。」

 

そう言って、くぅちゃんのそばに他のぬいぐるみたちを置いて、母ちゃんはまた自分の支度へ。

 

支度を終えてふと見ると、くぅちゃんを抱っこして寝転がっているまめたろうが。

そろそろジャンパー着るよ、と声をかけようとしたら、なんと涙をこぼしているではありませんか!

 

「どうしたの?くぅちゃんがひとりでさみしいって泣いてるの?」と問いかけると、めそめそしながらこくんとうなずくまめたろう。

 

「そっか、わかった。じゃあくぅちゃんは、お母さんの職場に一緒に連れて行くよ。それならさみしくないよ。」

 

そういうと、めそめそしながら、「おかあさん、くぅちゃんを仕事場にちゃんと連れていってね。」と念押し。

 

ぬいぐるみを可愛がることはこれまでもあったのですが、こんな風に泣いたりするのははじめてだったので、驚いた母ちゃんでした。