年末恒例お餅つきで、かなりお手伝いをしてくれたまめたろう。そのときのことを話したときがなんだか面白かった。
「おかあさん、たきびってしってる?」
「しってるよ〜!まめたろうはたきびをしたことある?」
「あるよ!おもちつきのときに、たきびしたよ!たきびは、ぼうをこうやっていれるんだよ!」
「熱くなかった?」
「あつくなかったよ!あったかかった!」
「それはよかったね。まめたろうは、おもちつき、何が1番楽しかった?」
「おもちをー、くるくるってするのと、たきびと、あと、こうして、ハンマーみたいなのでこうするのと」
「あと、お餅を長い棒でコロコロって伸ばすのもやってたね」
ここまで話した後に、まめたろうは急に重々しい表情になった。
「おかあさん、まめたろう、たきびと、ハンマーみたいなのでぺったんするのとがすきなんだ。」
「そっか。ほかのはもうやりたくないかな?」
「(重々しくうなづき)まめたろう、ちょっとむずかしかったんだ。だから、ごめんね。たきびと、ハンマーみたいなのでこうするのがやりたいんだ。」
なんだかやけに重々しくいうので、面白くなってしまったのだけど、わかったよ、やりたいことをやったらいいんだよ、と伝えた。そしたら、
「おかあさんはながいぼうでのばしたりしていいよ^_^!」と、自分のやりたくないものを言ってきたので、笑ってしまった。