以前は月1だったところから、お父さんが毎週末来てくれるようになった今年度。一斉休校もあり、かなり長い時間お父さんと一緒に過ごす時間が増えています。
長いこと一緒に過ごすようになったからなのか、以前は月1でお父さんと別れるときもそんなに泣かなかったのだけれど、最近は、お父さんとバイバイをすると必ず泣くようになりました。
その泣き方が、号泣ではなくて、声を押し殺すようにして泣くのです。あえて音にするならば、「ひっく…ひっく…」という感じ。涙はポロポロこぼれるのだけれど、声は出さないで、何かに耐えているかのように。そして必ず、家のドアがしまって、お父さんが見えなくなってから泣く。お父さんがいるときは絶対に泣かない。
お父さんがいるときに、「いっちゃやだ」とか「さみしい」とかいって泣くことはないわけで。それは彼なりに学んでいる事で、お父さんは一緒に暮らしていないから、帰らなきゃいけないわけで、だからそんなこと言ってもしかたないということもわかっているのかなぁ…。大泣きしてもいいのに、そうはしない彼の気持ちはどうなっているのだろう。たぶんなのですが、お父さんのことは大好きで、でも甘える対象はお母さんなのかなぁ、と。
それに関わって面白かった出来事。バイバイしたあとにお父さんが忘れ物をとりにドアを開けて戻ってきてしまったことがありました。そのとき、泣いていたまめたろうが、「あっ、お父さんきちゃった」みたいな困った顔になって、なんだか気まずそうに泣き止んだことがありました。そしてもう一度バイバイしたあとに、改めて落ち着いて泣き始めました(笑)。お父さんには、泣くところを見られたくなかったんだなぁ、と思いました。