はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

親ができることなんて(親業修行中)

まめたろう5歳、年長さんになり、次の4月には小学生になる。

 

早い。早すぎる。そして、彼の成長に親である私はついていくのに必死だ。

 

親バカを承知で、彼のいいところをあれこれ思い浮かべるが、彼のいいところ・得意なところを伸ばす上で、「親として準備して与えた」ことは、対して重要じゃなかったような気がする。

 

たとえば折り紙。

 

とっかかりは幼稚園の預かり保育で、そのうち家でも「こういうのを折って欲しい」となり、折り紙の本を買った。しかし折り紙が苦手な私は本を見ても要領がわからず(笑)、「お父さんかおばあちゃんに教えてもらってね」と丸投げした。そのかわり、折り紙は常に置いておいた。

 

そして、お父さんやおばあちゃん、先生たちに教えてもらう過程を経て、彼は自分でおり方を見ながら折ることができるようになった。

 

私自身「できないなら無理してやらなくていい」と思っているところがあって、特に家でまでそんなにがんばらなくても…のんびりしたらいいのに、と思ってもいるのだった。

 

彼にそう言ったこともある。でも彼は、できないけれどやれるようになりたい、できるようになりたいことにいつもとても一生懸命だった。そして、母ちゃんの「無理しなくていい」にめげることなく、先生や友達、お父さんやおばあちゃんの力を借りながら、彼自身のやりたいことを実現していっている。

 

そういう風にしてできるようになったことは数えきれないくらいで、うんていに縄跳び、ひらがなやカタカナ、数の数え方、かるた、ウノやトランプゲーム(スピードもできる)、工作、などなど…。レゴを組み立てるのもとても上手。歌も上手に歌える。母ちゃんの方が音痴。

 

親にできることは、やりたい、やれるようになりたい、と思ったときに、準備してあげることと、そのときにその役目を自分以外の大人にもたくせることなのかな、と、そんなことを思った。彼自身の気持ちももちろんだが、こうして書き出してみると、彼の気持ちを応援してくれる大人がたくさんいてくれたからこそなのかな、と思う。