はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

がっこうは、わかることがふえるばしょ(7歳)

まめたろうの通う学校はいい学校かな?みたいな話をする機会があった。ちょうど学校で、学校での生活について、みんなが安全に安心して過ごせるためのルールの確認をしようね、という話があった時期で、おうちでもルール確認をしたりしたときでもあったため、まめたろうは、「いい学校じゃないかも…。廊下走っちゃったし…。人とぶつかっちゃったし…。」と話していた。学校が大好きなまめたろうなので、「いい学校に決まってるよ!」と話すにちがいない、と思っていた母ちゃんは、彼なりの「学校観」があることが興味深かった。しかも、いい学校じゃない、という理由が自分達の学校生活の過ごし方の問題だった、というのも面白かった。

 

「じゃあいい学校だなって思うところはある?」と聞いてみた。すると、「わかることが増えたことかな!」と、即答だった。これには母ちゃんびっくり。てっきり「お友達がいること」「好きな先生がいること」とかだろうと思っていたのに、「わかることが増えたこと」とは…。まめたろうにとって、学校のいいところは「わかることが増えることなんだ、そうなんだ…!

 

後日、そのことを父ちゃんに話したら、「それって学校の本質だね!」と言われ、そこでもまたハッと気づかされた。そうそう、学校って自分で、みんなで一緒に考え合いながら、わかること・できることを増やしていく場所なんだった。もちろん友達も大事、過ごしやすい場所であることももちろん大事。そういう場所で、わかること・できることを増やしていきながら、自立と共生の力を伸ばしていく場所なんだった。まめたろうが、そんなことをいい学校の条件に入れていることが、とてもうれしい。