はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

アイロンビーズ職人(6歳)

まめたろうはアイロンビーズ職人である。今の園でアイロンビーズに出会い、それ以来、多少のブームの波はありつつも、ずっと続けている。

 

最初は型どおりに作る(星、丸などいろんな形の型がある)ところから、型どおりでも色の組み合わせや配置を変えてみたり、その型をつかってオリジナルな形を作ってみたり、という遊び方。

 

そこから、世の中にはいろんなアイロンビーズのお手本があって、好きなキャラクター・ものがつくれる!ということを発見し、調べてつくったり、自分なりに考えてつくったり、ということをするようになった。

 

はじめたころは、「ねこ」とか「うさぎ」とか、そういうものだったところから、まめたろうの好きな物の変遷に従って、ドラえもんやらポケモンやらマリオやらドラクエやら…色々なものを作っている。ネットで調べてもお手本がない場合は、絵本などをトレースして、その上にアイロンビーズの透明な型を置いてつくろうとしているときもあった(この方法は元となる原稿のサイズに左右されることも後々わかった)。

 

個人的に母ちゃんが感心したのは、鬼滅の刃風のアイロンビーズを作ったときのこと。炭治郎と禰豆子の服を模した模様の四角いマーク(?)を作っていて、なるほど~と思った。

 

今は彼のブームであるマインクラフトをアイロンビーズで製作している。最初は平面だったのだけれど、今は立体でつくるようになった。マイクラのレゴも世の中にはあるわけなのだけれど、まめたろうのその様子を見ていて、「アイロンビーズでレゴのもとをつくって組み立てているみたいだねぇ」とこめさんと話している。

 

その時好きな物をつくってみたい、表現してみたい、という気持ち。「その時好きな物」とそれを表現するのにぴったりな「方法」、という組み合わせがあるんだろうな、と思う。考えてみれば、昆虫を作るのにアイロンビーズは使わず、折り紙や段ボールだった。今のブームのマインクラフトは、たしかにアイロンビーズとの相性がよさそうだ。好きなものの広がり方が面白いなぁ、と感心しつつも、日々量産されるアイロンビーズの居場所にも悩んでいる。