はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

家事はいつから「お手伝い」ではなくなるのか①(親業修行中)

まめたろうは、家事が好きな子だ。まだ我が家には比較対象がいないので、これが子ども全般の共通点なのか、まめたろうの特徴なのかがわからないのだけれど。

 

しゃべれない頃から雑巾がけを一生懸命していたし、3歳になるまでには洗濯物を干すのを手伝いたがっていたし。今の園に通うようになってからは、お弁当、洗い物、洗濯をたたむ、届いた家具の組み立て…などなど、いわゆる「家事」に相当することを、彼は何かとやりたがる。

 

他方、それに対する私の気持ちは複雑だ。当たり前だが、彼は家事初心者…というかこれからまさに家事に入門するところにいるわけで、彼の「お手伝いしたい」の声にこたえるには、手間と時間がかかる。休日ならばまだいいが、なぜか彼のお手伝い欲は平日に発揮されることが多い。本音を言ってしまえば、「やらなくていいから、早く自分のことをしてくれ」、となる。

 

ただ、「家事はやらなくていい」とは我が家的には思っておらず、少しずつできるようになっていってほしい、そしてそれが「お手伝い」ではなくて、「家の事をやっている」になっていってほしい、と思っている。そういう気持ちもあって、その瞬間は「え~…」と内心思っているが、「家事=やらなくていいこと」にならないように働きかけなければな、と思ってはいる。

 

もちろんこれはそう思ってはいる、というだけの話で、素敵な対応ができるときもあれば、まったくできないときもあり、本音駄々洩れのときもある(笑)。まあ、それも含めて家族経営だろう…と思っている(家族はいつでもみんなご機嫌、というわけにはいきませんから、喧嘩もしたらいいと思う)。

 

そんなやりとりを繰り返すうち、彼も大きくなり、家事をお任せできることもちょっとずつ増えてきたように思う。それなりの身長が無いとできないこともあるから、いくら彼の希望があっても成長を待たざるを得ない家事もあったけれど、それも少しずつなくなっていくような気がする。

 

そのうち、「お母さんにやらせると時間がかかるからやらなくていいよ」とか言われる日がきたらラッキー、などと思っている悪いお母さんである。