はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

登校(6歳)

3月末までの預かり保育から、4月には学童、入学式、小学校…と、3月末から4月前半が過ぎた。

 

小学生になると、彼らは基本的には自力で学校に行く。これが、これまで送り迎えしていた親としては、楽になる一方で毎日ドキドキしてしまっている。というのも、母ちゃんの予想をいい意味で裏切り、まめたろうは小学校に一人で向かっているためだ。大した距離ではないので、「そりゃいけるだろ」という距離なのだが、母ちゃん目線だと心配性で甘えん坊のまめたろう、きっと「一緒に来て」っていうに違いないと思っていた。ところが、「一人で行くよ~!」と言って、走っていってしまったのだった。そしてそれ以降、お友達と一緒になる日もありつつ、一人で行っている。

 

 

小学校まで行ったはいいけど、自分の教室がどこかわからなくなってしまったこと。でも、上級生が教えてくれて教室に行けたこと。教室では上級生が遊んでくれ、お世話をしてくれていること。ドキドキしながら遠目で見守る親からも、通学路で上級生が、1年生をちらちら気にしながら登園してくれている様子が見える。困っていたら助けてあげよう、というまなざしだなぁ、と、勝手にとても心強く思っている。

 

 

「お母さん、心配しなくても大丈夫だよ。僕、走っていくから。」とは彼の言葉。たぶん、歩いていくのは彼もドキドキしちゃうんだろう。大人にとっては短い距離も、1年生の足では結構ある。だから、早く着くように走っていくんだと思う。1年生になった彼を励ましてあげる立場のはずの私が、どちらかというと日々励ましの言葉を送られている気がする。私もはじめて小学生の親になったのだし、親子で励まし合いながら小学校生活を送るってことだな、と思っている。

 

それにしても、小学校にいるときの彼の表情と、家にいるときの彼のだらんだらんな表情が違いすぎて、母はそのギャップに戸惑っている。