はるのねいろ

まめたろうとこまめの成長記録です。

気遣いのにぃに(7歳&0歳)

こまめがおうちに帰ってきて2週間ほど。まめたろうとこまめのいる生活はどうなるんだろう?何より、まめたろうはこまめをどう受け止めるんだろう?と、腹ぽこ生活中からこめさんと色々と話してはいたものの、今のところまめたろうはこまめをとってもかわいがっている。

 

毎日抱っこしたがって、ことあるごとに「抱っこしていい?」と聞く。「今の顔かわいいね~!」「今日の服もとってもかわいい!」と愛でる。こまめが泣いたりしたらとんでいき、「泣いてるよ!」「◎◎してるよ!」と教えてくれる。朝起きるとまずこまめの様子を見る。そんな感じで、こまめに対して否定的な言動をすることが、今のところ全くない。

 

ただ、ちょっと変なテンションなのかな?と、親としては思うところがある。なにせ明らかに、母ちゃんがこまめにかかりっきり、産後1か月は基本パジャマ生活で一緒に外出もできない、おうちにいてもこまめが泣けばこまめ優先…と、まめたろうと関わる時間が明らかに減った。

 

「今度学校で◎◎があるよ」「それはお母さんと一緒に行ける?」「お母さんはいけないから、お父さんが行くよ。」「はあいわかった~」

 

こんなやりとりも時々ある。嫌そうには言わないのだけれど、そうかぁ、お母さんにも来て欲しいんだなぁ、と思う場面がちらほらある。

 

自分で自分のことを、「塩対応の冷ややかお母さん」(子育てぜったい向いてない)と思っているのだけれど、こめさん曰く、「塩対応のお母さんが来てくれたり甘やかせてくれるのが嬉しいんだ」とのことで、「なるほど…」と納得。

 

今まで8年間、何かあれば必ず優先してもらえたまめたろう。平日は母子家庭だったとはいえ、生活のサイクルの中心(というか優先)は常に基本的に彼だったわけで。そこにこまめがやってきて、こまめ+まめたろうの2つの中心ができて、状況的にこまめを優先せざるを得ない場面が、特に今は多い。そうして減ってしまったお母さんとの時間なのに、お母さんときたらまめたろうのすることを見て、「あれしたの」とか「これしたの」とか、細かく注意ばっかりする。

 

そんな状況についてこめさんは、寝不足である私がついついいつも以上にまめたろうに「注視と反応」をしてしまうことも仕方ないと思いつつ、「まめたろうはむしろよく我慢している」「泣いたりしてもおかしくないのにそうしていない、きっと彼なりに我慢している」と見えていることを教えてくれた。

 

まめたろうは、こまめにも私にも気を使ってくれている…というより、私に気を使っているというのが正しいのだろう。私の状態に気を配って、こまめのこともかわいがってくれている、もしかしたら「かわいがらなければいけない」と思っているところもあるのかもしれない(かわいいと思ってはいたとしても)。まめたろうと一緒にいるときは、気持ち甘めで!と、何度も思いなおす私でした。